コンプライアンス・ガイドライン

コンプライアンス・ガイドライン

ローランド・グループが社会から信頼され、共感される存在であり続けるために、役員および従業員には、社会のルールを遵守し、高い倫理観をもって行動することが求められます。このガイドラインは、そのための具体的な行動を示すものです。

Ⅰ. 社会に対して

  1. 関係法令、社内規程を遵守し、高い倫理観をもって行動します。
  2. すべての人の人権を尊重し、人種、民族、宗教、性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向などによる差別や個人の尊厳を傷つける行為を行いません。
  3. 地球環境保全の重要性を理解し、環境に関する条約・法令等を遵守します。
  4. 公正で自由な競争を守るため、国内外の独占禁止法等の競争関連法令をはじめとする取引に関する基本的なルールを遵守します。カルテルや談合、再販売価格の維持、優越的地位の濫用など競争法違反となるような行為には一切関与せず、公正な企業間競争を行います。
  5. 贈収賄防止および汚職防止に関する法令を遵守し、贈収賄行為および汚職行為に一切関与しません。
  6. 国際的な平和および安全の維持のため、国内外の輸出入に関する法令を遵守し、適切な管理を行います。
  7. 個人情報について、各国の法令を遵守し、適正な収集、管理、利用を行い、個人の権利およびプライバシーの保護を図ります。
  8. 他者の知的財産権を侵害するような行為は行わず、取引先の知的財産権は適切な契約を締結したうえで使用し、不正に使用しません。また、いかなる理由があっても、不正な手段により他社の企業秘密を取得・使用しません。
  9. 反社会的勢力との関係については毅然たる態度で一切関係を持たず、いかなる取引も行いません。

Ⅱ. お客様に対して

  1. 製品の安全性に関する法令を遵守し、高度な安全性を備え、性能、品質ともにベストな製品を提供することをめざします。
  2. 表示や広告・宣伝に関わる各国の法令を遵守し、当社の製品・サービスの内容を正確に伝えます。

Ⅲ. 取引先に対して

  1. 公平・公正に取引先の選択を行い、ともに社会的責任を果たしていくことを前提として、長期的な信頼関係を構築します。
  2. 下請法を確実に遵守するほか、取引上の優越的な地位を濫用せず、取引先との健全な関係の維持に努めます。

Ⅳ. 株主・投資家に対して

  1. 会社資産は適切に利用、管理、保管し、業務目的以外には使用しません。私的利益追求のため競争会社や取引先のために働くなど、会社と利害関係の対立を起こすような活動に関わりません。
  2. 当社グループの知的財産を保護し、事業の発展のため効果的に活用します。企業秘密は厳重に管理して、会社に無断で社外に開示・漏洩せず、業務目的以外には一切使用しません。
  3. 会計帳簿への記帳や伝票への記入にあたっては、関係法令や社内規程に従い正確に記載し、虚偽又は架空の記載を行うことや、簿外の資産を築くことはしません。
  4. 税法に従い適正な税務処理を行います。
  5. 財務内容や事業活動状況等の経営情報を適時、的確に開示します。
  6. インサイダー取引は決して行わず、第三者のインサイダー取引を誘発する行為も行いません。

Ⅴ. 共に働く仲間に対して

  1. 全てのハラスメントにあたる発言、行為を行いません。
  2. 労働法規を遵守し、職場の安全衛生の向上および健康の維持増進に努めます。

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